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診療内容
ペインクリニック外科、麻酔科、内科

〒355-0013 埼玉県東松山市小松原町7-7

帯状疱疹

帯状疱疹とは

帯状疱疹とは

帯状疱疹は、これまでに水痘帯状疱疹ウイルス(水ぼうそう)に感染したことがあるという方が発症する病気です。水ぼうそうを発症した方の多くは子どもの頃に罹患されたことと思われますが、その際に水疱などの発疹が体中に見られ、これが一週間ほどでかさぶたになって治ったという記憶があるかと思います。
ただ症状は治まったとしても原因となる水痘帯状疱疹ウイルスというのは体外に排出されることはなく、実は神経に潜んでいるのです。そして、数十年後に加齢などが原因で免疫力が低下すると、潜伏していた同ウイルスが活発化して発症に至ることがあります。
主な症状は、神経症状と皮膚症状に分けられます。最初は神経痛のような痛みが出ます。ちなみにこの痛みは皮膚症状(発疹)が出る数日前からみられます。
その痛みの程度につきましては人それぞれです。例えば、軽い知覚刺激で済むこともあれば、運動神経麻痺をきたすこともあります。いずれにしても皮膚症状が軽微になる頃には、痛みの程度も軽くなっていきます。
また皮膚症状は帯状になった小水疱が痛みを感じた部位から数日後に生じるようになります。主に胸から背中、腹部あたりに発疹は現れますが、ほかにも顔、手、足に出ることもあります。
なお耳の周囲で罹患するようになると難聴や末梢性顔面神経麻痺をきたすこともあるので要注意です。そのほか、発疹と同時に頭痛や発熱などの症状がみられることもあります。
発症から回復までの期間についてですが、痛みを感じてから帯状の小水泡(水ぶくれ)が膿み、かさぶた(痂疲形成)になるまで2~3週間ほどかかります。
ただし皮膚症状が回復したとしても発症時に伴っていたチクチク、ピリピリした感覚などの痛みが消えず、長い期間痛みが残る可能性もあります。このような疼痛は、高齢者や糖尿病患者の方に多くみられます。ちなみに帯状疱疹は1度かかれば免疫力がつくことから、再発することは、ほぼありません。

治療について

治療に関してですが、皮疹が出てから早期には、ウイルスの増殖を抑える必要があるので抗ヘルペスウイルス薬が用いられます。なお、発症から内服開始までの期間は短いほどその後の経過が良いとされています。
帯状疱疹による皮膚症状が治まっていくと多くは痛みなども消えていきますが、皮膚の症状が治まった後もピリピリとした痛みが神経に沿って持続することがあります。これを帯状疱疹後神経痛と言います。これは、神経が損傷されたことで起きる痛みになります。
帯状疱疹を発症してから3か月以上たってしまうとその後痛みが取れずらくなってしまいます。帯状疱疹による痛みが強い方は発症から3か月はなるべく我慢せず、早期にしっかりと痛みの治療をしておくことがその後の長期間の生活に係わってきますので早めに受診されるようにしてください。
痛みの治療は薬の内服や神経ブロック注射を行うなどの治療を行っていきます。

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診療内容
ペインクリニック外科、麻酔科、内科
院長
石井 祐輔
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〒355-0013
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